今年の総合文化祭は、令和6年10月18日(金)~20日(日)の3日間開催されます。皆さんをお迎えする準備はずっと前から始まっていて、大学構内には9月上旬から総合文化祭を盛り上げる旗や提灯が飾られています。今回は、総合文化祭を支える学生たちにインタビュー!学祭本部実行委員会のメンバーやポスターデザインを担当した学生、学祭本部実行委員長に話を聞きました。これを読んでから総合文化祭に参加すれば、違った角度からも総合文化祭を楽しめるかも!?
第23回弘前大学総合文化祭

テーマ:夢双(むそう)
第23回総合文化祭のテーマである「夢双」は、「夢のように楽しむ」と「無双」が融合した造語で、弘大生ひとりひとりが持つ夢や目標が総合文化祭という舞台で表現され、盛り上がっていってほしいという願いが込められています。
■ 日時:10月18日(金)~10月20日(日)
■ 会場:弘前大学文京町キャンパス(青森県弘前市文京町1)
■ 弘前大学総合文化祭HPhttps://www.hirodaisai.org/
■ 弘前大学HPhttps://www.hirosaki-u.ac.jp/events/97781/
Part 1総合文化祭を支える!学祭本部実行委員会

齊藤 将空 さん
担当:学祭本部実行委員長
学年:理工学部 機械科学科 2年
出身地:青森県むつ市

中野 柚葉 さん
担当:企画局
学年:農学生命科学部 食料資源学科 2年
出身地:北海道札幌市

村上 遥奈 さん
担当:企画局
学年:人文社会科学部 社会経営課程 2年
出身地:青森県弘前市

山下 智也 さん
担当:企画局
学年:理工学部 機械科学科 2年
出身地:北海道札幌市

磯田 新太 さん
担当:情報宣伝局
学年:教育学部 学校教育教員養成課程 2年
出身地:栃木県佐野市
— 皆さんにお聞きします。学祭本部実行委員会に入ろうと思ったきっかけを教えてください。

(以下、齊藤)
入学当初は運動サークルに入っていたんですけど、自分の思い描いていた活動内容では無くて。別のサークルに入ろうか悩んでいた頃、同じ学科で仲の良かった(山下)智也が「学祭本部実行委員会入ってみない?」と声をかけてくれてたのがきっかけです。今回のメンバー全員が、1年生から学祭本部実行委員会に所属しています。

(以下、中野)
入学当初はバレーボールのサークルに入ろうと思っていたんですけど、機会を失ってしまって(笑)。1年生の6月頃に学祭本部実行委員会のSNSを見て、「楽しそうだな」と思って連絡したのがきっかけです。

(以下、村上)
1年生の4月にサークルの「大勧誘会」があったんですけど、その時に友人に新歓本部実行委員会の見学に誘われたのがきっかけです。新歓本部実行委員会は学祭本部実行委員会も兼務しているので、春は「大勧誘会」、秋は「総合文化祭」の企画・運営をしています。

(以下、山下)
もともと大学に入る前から、勉強だけではなく何か一つ成し遂げたいなって思っていて。いろんなサークルを見ていた中で、学祭本部実行委員会のSNSを見つけて、すごく楽しそうだなと思って入りました。

(以下、磯田)
僕は中学・高校で文化祭の実行委員会をやっていて楽しかったので、大学でもやろうかなと。弘前大学に入学してすぐ、学祭本部実行委員会を見つけて入りました。
— 学祭本部実行委員会の役割分担やスケジュールについて教えてください。

学祭本部実行委員会には「情報宣伝局」「総務局」「企画局」の3つの局があって、それぞれの局が総合文化祭の実施に向けて動いています。僕は実行委員長なので、全体の総括をしています。メンバーは、僕たちを含めて2年生が12人、1年生が27人います。各局での役割分担とスケジュールは以下のとおりです。


— 学祭本部実行委員会をやっていて、やりがいや楽しいと感じる瞬間はありますか。

みんなでじっくり話し合って決めるっていうのが今までにない経験で、すごく新鮮でした。運営をやってみて、思ってたよりも大変でしんどかったんですけど、去年の総合文化祭の後片付けまで終わった時に、「このイベントを成功させる1人になれたんだ…」と達成感を感じました。

私は学内の提灯設営など、それぞれの局の垣根を越えて全員でやる準備作業が楽しいです。

私は企画局でステージイベントの企画をやってるんですけど、自分たちが決めたルールでたくさんの人を巻き込んでやることにやりがいを感じます。

実行委員のメンバーはそれぞれ考え方は違うんですけど、「総合文化祭」というひとつの目標に向かってみんなで切磋琢磨し合って作り上げていく過程が楽しいです。

僕は情報宣伝局を担当していて、パンフレットに掲載する協賛をもらうため、市内の企業さんや地域の人と触れ合う機会がすごく多いんです。皆さんから話を聞くと、「弘前」が好きで店を出している人もたくさんいて。僕は学生だけが楽しめるようなイベントじゃなくて、地域の人にも足を運んでもらって、そこで協賛してくれた地元企業さんに恩返しができるイベントにしたいと思っています。そういう意味では、地域も巻き込んでやれているのが僕はすごい嬉しいし、やりがいを感じます。


— 今年の総合文化祭の中でおすすめのイベントがあれば教えてください。

僕は各サークルや学部から出展する模擬店です。模擬店で提供される料理はどれも創意工夫をこらしていて、見ていて飽きないし買って損はないです。その中でも、医学部保健学科の作業療法専攻で提供する焼きそばが美味しくておすすめです。皆さんに是非食べてもらいたいです!
屋外模擬店の詳細はこちら

私は弘大のバンドサークルを集めたイベント「HIROROCK 2024」です。去年もバンドだけを集めたイベントを実施したんですけど、今年はさらに規模を拡大します。実施日は10月19日(土)の15:00~18:00まで、大学会館前広場のステージで実施します!
HIROROCK 2024の詳細はこちら

私は「模擬店グランプリ」です。これは模擬店のグランプリを決めるイベントで、大学会館1階に投票ボート、各案内所や休憩所に投票のQRコードを掲示し、皆さんが満足した模擬店に投票してもらう企画です。来場していただいた多くのお客様に投票してもらいたいです。
模擬店グランプリの詳細はこちら

僕は「Dance Showcase 2024」です。ステージイベントでは人気の高いダンスイベントなんですけど、今年はダンスのサークルを一斉に集めて、時間も長くとって、めちゃくちゃ盛り上げようという想いで今年新たに企画しました。実施日は10月20日(日)の10:00~12:00まで、大学会館前広場前のステージで実施します!
Dance Showcase 2024の詳細はこちら

今年の総合文化祭のパンフレットは全体的に地図を大きくしたりレイアウトを変更したりと、昨年度より分かりやすい内容にしています。また、面白おかしく編集した部分もあるので、そのあたりに注目してパンフレットを見て欲しいです。
パンフレットデータはこちら

Part 2総合文化祭を伝える!ポスターデザイン

— 総合文化祭のポスターをデザインすることになったきっかけを教えてください。
三上さん:もともと絵を描いたりデザインすることが好きでした。1、2年生の頃に学祭本部実行委員をやっていて、去年、一昨年も総合文化祭のポスターを担当していました。今年は学祭本部実行委員では無いんですけど、今年度も学祭本部実行委員会から依頼があり、ポスターを制作しました。

— 制作方法や制作期間、デザインする時に意識していることがあれば教えてください。
三上さん:ポスター制作はいつもipadで描いていて、制作期間はデザインを考え始めてから絵が完成するまで1週間くらいです。文化祭には毎年テーマがあるんですけど、そこに込められた思いを参考にしながらデザインを考えています。今年のテーマは「夢双(むそう)」で、“弘大生が総合文化祭を、夢のような一時を楽しみ、盛り上がりたいという願いが込められている”ということだったので、一人一人が持ついろいろな「夢」が胸に飛び込んでくるようなイメージで描きました。
— ポスターの色も印象的ですが、今回この配色にした意図はありますか。
三上さん:毎年、総合文化祭の日に雨が降ることが多いんです。去年の文化祭でも雨が降って大変な思いをしたので、今年こそは晴れてほしいな、青空で本番を迎えたいなっていう想いを込めて背景を青にしています。
— ポスター制作をやっていて良かったことや、ポスターの見どころについて教えてください。
三上さん:いつもタブレットの小さい画面で描いているので、ポスターが大きく印刷されたのを見たときは感動しました。こだわりが詰まったポスターなので、是非多くの方に見ていただき、総合文化祭を楽しんでほしいです。
Part 3総合文化祭をまとめる!学祭本部実行委員長

— 学祭本部実行委員長になったきっかけを教えてください。
齊藤さん:去年の総合文化祭が終わってすぐの全体会議の中で次の委員長を決めることになり、そこで投票が行われて実行委員長になりました。当時は、まさか自分が実行委員長になるとは思わなかったです。
— 実行委員長になってみてどうですか。
齊藤さん:コロナで総合文化祭が中止になった年もあり、コロナ前と後の世代とのノウハウが全くもって別物になってしまってて。やり方を新しくしたことによって、全てが手探り状態でした。やり方もわからないし、元々リーダーシップがあるタイプでもないので、みんなを引っ張っていくというよりはみんなと一緒に試行錯誤しながらやってきた感じです。実行委員のメンバーはすごく頼りがいがあって、僕のほうがいつも助けられています(笑)。

— やりがいはありますか。
齊藤さん:やりがいはありますね。僕らは学祭本部実行委員会と新歓本部実行委員会を兼務しているんですけど、どちらのイベントも当日の動きを予想して何度も話し合いを重ね、イベントを無事に終えた時はすごく達成感だったりやりがいを感じます。
— 今年の総合文化祭で特に力を入れていることやアピールしたいことはありますか。
齊藤さん:今年のステージイベントは例年に無いくらい、いろいろなイベントを詰め込んだので、是非見て欲しいです。特に「HIROROCK 2024」と「Dance Showcase 2024」は、例年パフォーマンスショーの中で実施していたのですが、どちらも1つのイベントとしてお見せするのは今年初の試みとなります。企画局のメンバーもすごく頑張っていろいろ考えてくれましたし、今年はどれを見てもきっと面白いと思うので、皆さんにも是非見てもらいたいです。



— 当日に向けての意気込みを教えてください。
齊藤さん:僕たちは、総合文化祭を大きなイベントにして、もっとたくさんの人達に知って欲しいと思っています。今年のテーマである「夢双(むそう)」に恥じないような、来てくれた皆さんに「すごい!」と思ってもらえるイベントにしていきたいと思っています。学祭本部実行委員が一丸となって頑張っているので、1日でもいいので皆さんに来てもらいたいです。ステージイベントや模擬店、展示など、さまざまなイベントを多数企画しています。皆さまのお越しを心よりお待ちしています!
