学生たちの活躍をお伝えしている『ひろだいLIFE』。
今回はサークル・部活紹介第15弾!
弘前大学には100以上の部活・サークル・団体があり、それぞれ個性豊かな活動をしています。

今回紹介するのは「弘前大学フィルハーモニー管弦楽団」です。
大学イベントや地域にて演奏を届ける弘大フィルを、学生広報スタッフ「企画班」人文社会科学部3年の能登谷 ほのかさんが取材しました。

サークルの楽しさと部活動の達成感を味わえる
弘前大学フィルハーモニー管弦楽団

弘大フィル
概要・活動内容
弘前大学フィルハーモニー管弦楽団
昭和44年(1969年)設立。
団員数91名(2026(令和8)年2月現在)。
定期演奏会・プロムナードコンサートなどの演奏会、学位記授与式・入学式、スクールコンサート等の依頼演奏、個人練習・合奏練習など。
活動頻度
週3日(火曜・木曜・土曜もしくは日曜)
※活動日以外にも個人練習(自主的)ができる場所を用意しています。
SNSなど

櫻井さん
団長の櫻井 厚志さん(教育学部2年)

みんなに言いたい!ウチの自慢!

団員主体で活動しているため、サークルのような楽しさがありながら、部活動のような達成感も味わえる点が自慢です。コンクール等には参加せず、日々の練習は演奏会に向けて行っています。普段の活動では、パートや学年に関係なく和やかな雰囲気で楽しく活動していますが、演奏会に向けた合奏練習では真剣に取り組みます。このような両面を味わえるのは、弘大フィルならではだと思います。
また、弘大フィルは入学式でも演奏を行うため、新入生が最初に目にするサークルの一つです。このような発表の機会があることは、私たちにとって誇りに思っている点です。

― フィルハーモニー管弦楽団に入団されたきっかけについて教えてください。

櫻井さん
小学校3年生から高校3年生までは野球部に所属しており、音楽とは無縁の生活を送っていましたが、弘前大学への進学が決まり、運動系以外の新しいことにチャレンジしたいと思うようになりました。そのとき野球応援でのブラスバンドの演奏を思い出し、選手時代、演奏に勇気づけられたことから、「自分も演奏を届ける人になりたい」と思うようになり入団を決めました。今はトランペットを吹いています。

― 大学生になってから楽器を始めた方は他にもいらっしゃるんですか?

はい。高校まではバレーボールや弓道など、まったく違うことをやっていた団員もいて多種多様です。大学から楽器を始めた人が多いというのもフィルハーモニー管弦楽団の魅力だと思います。楽器は、先輩から代々引き継いで使っています。

― 大学からトランペットを始めて、どれくらいで吹けるようになってきましたか?

実力はまだまだですが、練習を重ね、半年くらいである程度は吹けるようになってきました。4月から始めて、その年の11月の定期演奏会にはステージに立って演奏できるくらいになりました。運動部での練習経験が活きたと思います(笑)。

インタビュー中の櫻井さん

― 吹奏楽団とはどう違うのでしょうか?

弦楽器があるかないかの違いが一番大きいと思います。吹奏楽団さんの管楽器だけのメロディーももちろん素晴らしいですが、弦楽器と管楽器で合わせる演奏もまた違う奥深さがあって素敵なんです。
また、弘大フィルはコンクールには出場せず演奏会の活動を中心としているところも、未経験の自分には合っていたなと感じています。

― 普段はどのような活動をされていますか。

5月と11月に年2回「定期演奏会」を開催しています。その他、入学式や学位記授与式(卒業式)での演奏や、県内の小中学校での「スクールコンサート」などの依頼演奏、地域の皆様に向けた「プロムナードコンサート」も行っています。
演奏会が近づくと、活動日に合奏練習を行います。それ以外の日は個人練習として、自主的に練習を行っている団員が多いです。

年間スケジュール

4月 入学式での演奏
5月 定期演奏会
6月 プロムナードコンサート
夏休み期間 スクールコンサート等の依頼演奏
10月 総合文化祭
11月 定期演奏会
3月 学位記授与式での演奏

 

― どのような曲を演奏されるのでしょうか?

クラシックの他、ポップスやJ-POPなども演奏しています。
例えば、総合文化祭ではステージ発表の他に「クラシックカフェ」を出展していて、演奏会ではやったことがないポップスなどの曲に有志メンバーで挑戦したりして楽しかったです。

2025総合文化祭

2025年の総合文化祭の様子

― 定期演奏会のクレジットを見て、結構学生以外の方も参加されている印象があったのですが、OB・OGの方々や地域の方々との関わりも多いのでしょうか?

OB・OGの方々には演奏会などでご協力いただいていて、演奏会が近づくと日曜日の合奏練習にも来てくださります。
地域の方々にも、演奏会へのご来場だけでなく街中でのポスター掲出や寄附金など、多くの場面で支えていただいています。より地域に愛される団を目指して頑張っていきたいです。

― 活動する中で楽しいことや感じたことなどを教えてください。

団員全員で音楽を奏でているときが楽しいです。誰か一人が主役になるのではなく、全員が主役となって活躍できることが演奏の魅力だと思っていて。多くの団員とともにハーモニーを奏で、一つの音楽を作り上げる過程で、自然と協調力も育まれてきたと感じています。
最初は楽譜もほとんど読めなかったので、同じパートの団員に分からないところを聞いたりすることもたくさんありました。練習と学業・アルバイトの両立も簡単ではなく、自分だけじゃできないことばかりで、今の活動ができているのも周りの支えがあってこそだと感じています。

合奏練習1
合奏練習2

演奏会に向け、団員主体で何度も合奏練習を重ねていく

 

― 普段の練習と、学業やアルバイトの両立にあたって心がけていることはありますか?

「やるべき時にやることをやる」のがコツだと思います。大学の勉強をやってからサークルの練習に行くといった感じで、優先順位を付けて取り組んでいます。

― 今後の目標を教えてください。

団としての目標は、観客数の増加です。プロムナードコンサートや定期演奏会では多くのお客様にお越しいただいていますが、まだまだ伸ばせると考えています。SNSを活用した広報活動に力を入れるほか、来場いただいた方に満足していただけるよう、コンサートミストレス*や学生指揮者*と共に、演奏の質の改善・向上に取り組んでいます。定期演奏会でいつもお世話になっている弘前市民会館を満員にすることが目標です!

また団長としては、新入団員も含めた団員全員が活動しやすい環境を作っていきたいと思っています。例えば、定期的にご飯会を開いたりして、パートの垣根を超えて交流できる場を作っています。演奏の質を求める達成感だけでなく、サークルならではの交流の楽しさも味わえるような、「管弦楽団に所属してよかった」と思ってもらえる団体にしていきたいです。

*コンサートミストレス:管弦楽団(オーケストラ)で、指揮者から最も近い位置で演奏する主席第1ヴァイオリン奏者。指揮者の意図を汲み取り、その意図を自身の演奏を通じて他の団員に伝えることで指揮者を支える。男性の場合は「コンサートマスター」。
*学生指揮者:合奏練習のときに指揮を担当する団員。

笑顔の櫻井さん

櫻井さんから高校生のみなさんへメッセージ

トランペットを構える櫻井さん

弘大フィルは、音楽経験者の方はもちろん、未経験の方にもおすすめできます。未経験の方は不安に感じることも多いと思いますが、団員の中には未経験から始めた人もたくさんいます。

私も運動系から文化系に大きなシフトチェンジをしたので、「一歩踏み出すのが怖い」という気持ちや途中で投げ出したくなる気持ちもよくわかります。でも続けることで見えてくる景色も変わってきたので、ぜひ勇気を出して一歩目を踏み出してほしいです。

皆さん、弘大フィルで新しいことに挑戦してみませんか?優しくて、少し個性豊かな先輩方が待っています。ぜひ入団をご検討ください。
弘前大学の入学式でお会いできることを楽しみにしています。

経験者の方も、未経験者の方も、フィルハーモニー管弦楽団で新たな音楽の魅力に触れてみませんか?

楽器を見せてもらう
記念撮影

取材後にトランペットを見せていただきました。ありがとうございます!
(左から櫻井さん、取材を担当した学生広報スタッフ能登谷さん)