学生たちの活躍をお伝えしている『ひろだいLIFE』。
今回はサークル・部活紹介第16弾!
弘前大学には100以上の部活・サークル・団体があり、それぞれ個性豊かな活動をしています。

今回紹介するのは「シミュレーション同好会」です。
学生広報スタッフ「企画班」人文社会科学部2年の中田亜美さんが取材・記事執筆を担当。ボードゲームやカードゲームの奥深い魅力について教えていただきました!

想像以上に広がるゲームの世界と広がる交流
シミュレーション同好会

シミュレーション同好会
概要・活動内容
シミュレーション同好会
1983年設立。
会員数52名(2026(令和8)年3月現在)。積極的に参加してくれる人もいれば、たまに参加してくれる人もいます。
サークル所有のボードゲームやTCG、TRPGで遊んだり、各々の所持しているボードゲームを持ち寄って遊んだりしています。

活動頻度
平日 18:00~21:00
土曜日 9:00~17:00
放課後と土曜日を中心に週に1~2回、多いときは週3回活動しています。当サークルは活動日であれば自由に参加、帰宅できます!
SNS
飯田さん
代表の飯田 駿さん(農学生命科学部3年)

みんなに言いたい!ウチの自慢!

「自由に遊べること」です!活動日であれば「遊びたいな~」と思ったときにふらっと訪れて遊んだり、土曜日にがっつり時間をかけて遊んだりなど、自分のペースで「自由」に遊ぶことができます。ボードゲームを持っていなくてもサークルで所有しているもので遊ぶことができますし、自分が所有しているもので遊ぶこともできます!またシミュレーション同好会は学祭出店費を除きサークルの会費は徴収していません。金銭的負担も参加も義務もない自由さがウリです!

― 「シミュレーション」というと現実をモデル化して分析するようなイメージがありますが、活動ではどのようなことをしているのですか?

飯田さん
飯田さん

ボードゲーム、TCG*、TRPG*といった非電源遊戯で遊んでいます!ボードゲームというと将棋やオセロ、人生ゲームなどを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、もっと色々な種類があります。参加人数や時間によって遊ぶゲームはさまざまです。

*TCG(トレーディングカードゲーム):カードゲームの一種。カードには異なる点数や価値がついており、カードを組み合わせて勝敗を競うなどの遊び方がある。
*TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム):テーブルゲームの一種。ゲーム機やパソコンなどを使わずに、ルールブックのルールに沿って、参加者同士の会話を通じて遊ぶロールプレイングゲーム。

ゲームの一部
活動で使用するゲームの一部。サークルではこのほかにも多くの種類を扱っている

― シミュレーション同好会に入ったきっかけを教えてください。

もともとTCGが好きで、以前からTRPGにも興味がありました。TRPGはプレイするにあたって一緒に遊ぶ人やルールブックが必要ですが、この同好会に入るまではなかなかそのような機会に恵まれませんでした。そんなときに大勧誘会でこの同好会を知り、TRPGをプレイしている仲間を見つけて、一緒に遊べたら面白そうだと思い参加を決めました。入学当初、ボードゲームについては何も知らなかったのですが、今ではすっかりはまってしまいました。

― 活動をしてきて一番盛り上がった瞬間や、記憶に残っている瞬間があったら教えてください!

特に印象に残っているのは、ボードゲームで勝った瞬間です。冒険者とともにダンジョン*へ挑み、さまざまな困難を乗り越えながら得点を積み重ねていく形式のゲームがあるのですが、序盤に差をつけられ、劣勢の状況が続いていたとき、それでも状況を見ながら戦略を立て直し、対戦相手とのやり取りを通して行動を選んでいった結果、終盤で一気に逆転できたことがありました。勝利が決まった瞬間は達成感とともに、このサークルならではの楽しさを実感しました。勝ち負けだけでなく、戦略を考える過程や、コミュニケーションを取りながら物語のように展開していく時間そのものが魅力であり、今でも強く記憶に残っています。

*ダンジョン:ファンタジーやロールプレイングゲームなどで、探索や攻略の対象となる空間。

ボードゲーム

仲間と取り組むボードゲームでは、戦略が勝敗の鍵を握る

― このサークルにゲームは何種類あるのですか?

正確な数は把握していませんが、かなり多くの種類のゲームがあります。ゲームごとにルールや楽しみ方が異なるため、その日のメンバーや気分に合わせてさまざまな遊び方ができ、飽きることがありません。私自身、このサークルに入って2年が経ちますが、まだ遊んだことのないゲームが多く、卒業までにすべてを体験しきれないほどだと感じています。特にカードゲームは組み合わせが無数にあり、決まった正解がない点が魅力的です。定番の強い組み合わせを研究する楽しさはもちろん、あえて試したことのない組み合わせに挑戦したり、偶然引いたカード同士で新しい戦略を立てたりと、自由な発想で遊べるところがこのサークルならではの面白さだと思います。

― 最近は、言葉や表現力を楽しむゲームも話題になっていますが、このサークルでもそうしたゲームを取り入れているのですか?

はい、取り入れています。ここ数年で、戦略性や思考力が求められるゲームだけでなく、言葉のニュアンスや表現を楽しむタイプのゲームも増えてきました。一般的にボードゲームというと、オセロや麻雀、人生ゲームなどを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、現在はカードゲームや協力型ゲーム、物語性のあるゲームなどジャンルが非常に幅広く、想像以上に多様で進化しています。私たちのサークルでもその日のメンバーや雰囲気に合わせて、戦略型から表現系までさまざまなゲームを楽しんでいます。従来の「ボードゲーム」のイメージとは少し違った、新しい面白さを体験できるのも魅力の一つです。

ゲームを通じて会話が生まれる
記憶力が求められるカードゲームを通して、自然と会話が生まれる

― このサークルの初参加の日について覚えていることはありますか?

私は人見知りな性格で、新しいサークルに入ることに不安がありましたが、このサークルはそうした人でも参加しやすい雰囲気がありました。必要以上に踏み込まれることがなく、自分のペースで過ごせる空気感がとても心地よかったです。自己紹介のような場面がなくても、ゲームを一緒に進めていく中で、相手のプレイスタイルや考えている作戦から自然と人柄が伝わってきます。名前を知らなくても、協力や対戦を重ねるうちにお互いを理解していくことができて面白いです。

― サークルの雰囲気を一言で言うと?

一言で表すなら、「自由」な雰囲気です。その日遊びたいゲームを持ち寄り、時間まで思い思いに楽しむスタイルが定着しています。全員で一つのゲームを囲むこともあれば、人数や興味に合わせて3~4人のグループに分かれたり、少人数でじっくり遊んだりと、過ごし方はさまざまです。それぞれが自分のペースで好きな遊びを楽しめる、枠にとらわれない自由な空気がこのサークルの魅力だと思います。

― この活動をして身についた力はありますか?

「コミュニケーション能力」と「説明する力」が身についたと感じています。もともと会話があまり得意ではありませんでしたが、ボードゲームを一緒に遊ぶ中で自然と会話が生まれ、少しずつ人と話すことへの苦手意識が薄れていきました。また、ボードゲームではルール説明が欠かせません。初めて遊ぶ人にも面白さと遊び方をわかりやすく伝える必要があるため、相手の立場に立って説明する力が鍛えられたと思います。こうした経験は、日常生活や他の活動の場面でも役立っていると感じています。

― シミュレーション同好会は、どのような方におすすめですか?

考えることが好きな人が多い印象はありますが、勝敗のあるゲームを楽しみたい人や、戦略を想像しながら遊ぶことが好きな人にも向いています。コミュニケーションを取りながら物語や状況を共有していく活動が多いため、対話や伝えることを楽しめる人にも魅力を感じてもらえるサークルだと思います。

― 今後の目標はありますか?

目標は、より多くの人が集まり、さまざまな遊びを楽しめる場所にしていくことです。最近は部屋の確保が難しく、TRPGなどの活動が十分に行えない時期もありましたが、新入生を迎えながら、TRPGやカードゲーム、ボードゲームなどを幅広く楽しめる環境を整えていきたいと考えています。また弘大祭での出店をさらに盛り上げることや、他団体との交流を進めることにも力を入れていきたいです。サークルの魅力を広く発信し、学内外の多くの人とつながっていける活動を目指しています。

飯田さん

飯田さんから高校生のみなさんへメッセージ

飯田さん

シミュレーション同好会は行きたいときに行ける場所なので、学業はもちろん、アルバイトや車の免許取得などとも両立できます!遊ぶ場所なので、ちょっとの勇気があればきっと楽しく過ごせると思います。ボードゲームで遊んでみたい、知らないけど興味があるという方はぜひシミュレーション同好会にお越しください。

大学では色々なことができるようになります。ですが、できるようになっただけで、実際にそれらをやれるかは別です。色々なサークル・部活を見て回り、参加してやれることを増やしてみるとより楽しく大学生活を送れると思います!

大学生になった皆さんと出会えるときを楽しみにしています!

想像以上に多様なゲームが集まるシミュレーション同好会。仲間と考え、笑い合いながらゲームの時間を楽しめます。大学生活の新しい遊び場にしてみませんか?

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