皆さん!弘前大学COIの取り組みが、内閣府主催「第1回 日本オープンイノベーション大賞」で、最高賞となる「内閣総理大臣賞」を受賞したのは、もうご存知ですか?
今回のヒロマガでは受賞を記念して、評価のポイントや地方の大学でありながら最高賞を獲得できた理由、また、弘前大学COIの取り組みが弘前大学の在学生や受験生にとってはどんな意味を持つのか、などなどについて、COI拠点長の中路重之特任教授とCOI副拠点長(戦略統括)の村下公一教授に、お話を伺いました。

イノベーションは、理論だけでは実現しない

― 早速ですが今回、全国から最先端の取り組みやプロジェクトの応募が多数ある中で、最高賞を受賞されたのはとてもすごいことだと思うのですが、どんなところが評価されたのでしょうか?

COI拠点長 中路重之教授
中路教授

青森県には「全国ワーストの短命県」という大変不名誉で厳しい現実があります。その汚名返上をするのが、私たちの悲願であり使命です。ただし、寿命を延ばす「寿命革命」というのは、ものすごく大きな目標なので、とても大学1つじゃ何もできないんですよ。垣根を取り払って、いろんな分野の人が力を合わせない限り、そこには行けない。市町村とか、企業とか、市民とかと連携せざるをえない。

ただし、その横の連携が難しい。共感はしてもらっても、いざ手を携えて進むとなればそれぞれのベクトルが違うんですね。バラバラのベクトルの人たちが一緒にやるっていっても、普通はできないんですよ。空中分解することもよくあります。何かイノベーションを起こそうとする時には、必ず付きまとう問題だと思います。

それを突破するには、目的まで必ず行こうという強い気持ちと、お互いの信頼関係が必要なんです。そのためには、真剣さとか熱とか熱量とか汗とかが大事。だから私たちが独自に始めて少しずつ蓄積していた「岩木健康増進プロジェクト」の各種データをオープンにして、いろんな分野の人に自由に使ってもらおうという覚悟をしました。そういったものがあって、ようやくいま青森県は「短命県返上」という同じ方向をみんなが見てますよね。これは私は奇跡だと思ってるんですよ。そして世界に類のない健康ビッグデータの蓄積と解析が進められている。その行方には世界が注目しています。そこに青森の底力も感じますし、まさにオープンイノベーションだったから、ここまで来れたんだろうなと。だから必然的に大賞をもらえたのだと思います。

世の中の役に立つために、イノベーションの真ん中に進み出た

― 青森県の場合は短命県返上ですが、全国の各地方にはそれぞれの課題があり、その解決に取り組む動きがあると思います。その中にあって「奇跡の」横の連携を実現できたというのは、どこがポイントだったのでしょう?

COI拠点長 中路重之教授
中路教授

大学が中心になれたということだと思います。大学はお金の匂いがしないですからね。研究をする、そして人を育てる組織であるということで、皆さん安心して連携してくれるんだと思います。だから、イノベーションを起こすには、大学が真ん中にくるという発想があってしかるべきだけども、残念ながらいまいろんな大学において、全体の中心になろうというところは意外と少ないですね。やることが増えて大変だということもあるけど、そういう発想がまずない。

いまの時代、社会貢献を掲げる大学は多いんですよ。でも従来型の研究に留まるところがほとんど。もちろんそれも社会貢献につながるのでしょうが、イノベーションのような大きなものは今までの社会貢献から一歩も二歩も外に出て、もうちょっと直接的な貢献をする意志が必要なんじゃないかと私は思います。

また実際的にも、研究対象となる「健康」や「人間」というテーマは、複雑系といわれるように一筋縄ではいかないものです。部分的で、単純なデータの分析だけでは解けない問題がいっぱいあるんです。そこで、世の中の全部と連携して味方につけることが必要なんです。すると取り扱えるデータが大きくなり、ビッグデータの取得と解析が可能になることで、「寿命革命」の実現にグッと近づくことができるんじゃないでしょうか。

COI副拠点長 村下公一教授
村下教授

確かに横の連携、そのための信頼関係は重要ですよね。COIのプロジェクトのベースになっているのが「岩木健康増進プロジェクト」ですが、一番重要なのが2,000項目におよぶ健康な人のビッグデータの取得です。それはもう長い人だと健診時間だけで10時間という大きな負担を強いる健診なので、地域の住民の方と大学医学部との信頼関係の中で初めて成立する取り組みなんです。
地域と非常に近い関係で協力できるというところに、地方大学としての強みが活かされていると思います。

短命県返上というスローガンと意識が、5年あまりで定着してきた

― 自ら汗をかいて信頼関係を築くことで、まれに見る大きなイノベーションを起こしつつある弘前大学COIですが、始まってから5年が過ぎました。2度の中間評価ではどちらも最高ランクを獲得されていますが、スタート当初と比べて、どんな変化を感じますか?

COI拠点長 中路重之教授
中路教授

やっぱり産官学民が、続々と集まってきたということですね。それ自体が難しいことでしたから。産官学民を集めるときは、熱量や汗で信用してもらうことが必須ですが、ストラテジー=戦略も必要なんです。さっきふれたように、それぞれみんなベクトルが違いますからね。

だからまずは大学が真ん中に入って皆さんの警戒感をなくしました。その上で、みんなのプラットフォームとしての「岩木健康増進プロジェクト」のデータをオープンにして仲間を増やしてきました。そして「短命県返上」という県民運動を盛り上げてきました。いまや県内全40市町村のうち、39市町村が「健康都市宣言」を出しています。もう市町村長さんもこの流れを無視できないんですよ。そういう意味で、この5年あまりでの盛り上がりはすごいですね。もちろん地道な人材育成も進んでいます。結局、町づくりと同じで、健康づくりも人から人へ伝わっていかないといけないですからね。そうやって広く深く戦略的に取り組んできたから、みんなが振り向いてマスコミも取り上げてくれるようになって、いろんなものがうまくまわってきたんです。そのあたりの戦略的な発信は、村下先生が中心になってやってもらいましたね。

COI副拠点長 村下公一教授
村下教授

そうですね。戦略的にいろいろ仕掛けてきたのは事実です。時には空中戦的なこともやりました(笑)。
ただやっぱり「日本一の短命県」を返上するというのが、きわめてクリアな課題であるという点が大きな追い風になったんだと思います。すべての人にとって普遍的なテーマなので、地域でも行政でもそれを否定する人はまずいない。何とかみんなで協力して返上しよう、となりやすい。

COI拠点長 中路重之教授
中路教授

そう。ただ、盛り上がってはきたけれど、まだ成し遂げた訳ではない。だから最高賞はうれしいけれど、心からは喜んでいないんです。全国最下位の47位から46位に上がるのは本当に大変だけど、そこまで行ったら世界中の注目が集まりますよ。ノーベル賞に値するくらいの価値があると思っているくらいです。だから、まだまだ戦略的にやらないといけないんです。

第1回 日本オープンイノベーション大賞 表彰式
第1回 日本オープンイノベーション大賞 表彰式

弘前から世界へ、「輸出」できる健診ノウハウが形になってきた

― たまたま今、「世界」という言葉も出ましたが、今後、弘前大学COIが手掛けた手法の「輸出」のようなことを予定されてると聞いたことがあるのですが。

COI拠点長 中路重之教授
中路教授

啓発型健診ですね。結局、健康づくりをしていくときに一番大切なのは、健康についてのリテラシーなんです。例えば血圧が高いですよと言ったところで、血圧とは何ぞや、血圧が高かったらどういう悪いことが生じるのかみたいな、本当のところの理解が必要です。しかし現実的にはその理解は十分でない。

そこでいまやっているのが、啓発型健診です。自分の健診データを確認するその場ですぐに啓発すれば、健康への関心も高まるだろうと。それが啓発型健診です。そこにさらに企業のみなさんの協力を得て、手のひらでビタミンの量(野菜の摂取量推計)を測れるような最新の測定機器を導入したりして、楽しむ感覚で受けられる工夫もしています。こういう啓発型健診は、青森県と同じような課題を抱える他国でもお役に立てると思いますね。

COI副拠点長 村下公一教授
村下教授

今年はすでにベトナムの現地調査に2度行きましたね。アジアの途上国あたりでも、青森県と似たような健康状況の問題があったりするんですよ。
私たちはビッグデータの解析をしますけど、それだけで短命県返上にはならない。人の意識を変えないと。そのためには健康状態をチェックしたその場で、2時間程度で結果をフィードバックして正しく教育を受ける。そして「自分ごと」として認識する。それが最終的に、意識と行動を変えていくことになると思います。
さっき中路先生もおっしゃったように、まだ青森県も顕著な成果を上げられてないので足元をおろそかにはできませんが、いずれこの啓発型健診をパッケージ化して海外に輸出することで、各地の課題解決に貢献できたらすばらしいことだと思います。それがひいては国連のSDGs(持続可能な開発目標)に貢献することができます。

学生にも気づきがあり、イノベーションが起きている

― ちなみに弘前大学COIのプロジェクトでは、弘前大学の在学生の関わりはあるのですか?また、あるとすれば、どのような形でしょうか?

COI拠点長 中路重之教授
中路教授

「岩木健康増進プロジェクト」の健診では、医学部の学生に実際の測定をしてもらっています。それ以外の学部の学生も広く参加していますが、中でもやっぱり医学部の学生にとっては、とても貴重な経験になっていると思います。
というのは通常、医学部の学生は、最初から病院で病人と接するじゃないですか。するとどうしても上から目線になるんですよ、ものの言い方が。「おばあちゃん、これしちゃダメですよ」みたいな。立派な人生を歩んで来た人に対してですよ。
だからこのプロジェクトで医学部の学生に言いたいのは「健康な人と接してみなさい」ということです。普通の立場の健康な人とたくさんしゃべって、そこから健康というものを捉えられるようになってほしいなと思っているんですよ。

― 医学部以外の学生にとっても、ある意味のオープンイノベーションとして、何か気付きが得られている様子はありますか?

COI拠点長 中路重之教授
中路教授

当然あると思います。まさにこれ、オープンイノベーションですよね。よく横の連携が大事と言われます。ただ、なかなかそううまくはいかない。会議開いただけでは横の連携はできないんですよ。同じ場所に行かないと。
人の関係も混じってくる現場に身を置くことで、じゃあ自分たちはどういう研究をすればいいのか、あるいは、自分たちの研究だけでは及ばないところがあるんだ、ということを肌で感じることができると思います。それにそもそも人間というものは、医学部だけじゃなくて他の学部の領域も含めて、ぜーんぶ一緒に解析しないと、解明なんてできないものなんですよ。
そういう意味で声を大にして伝えたいのは、ここ弘前大学に入れば、他の学部全体と付き合って、研究も教育も受けられるぞ、ということです。そして「大学というものが、世の中にどれだけ役に立てるのかを実感できるぞ」と。そういうプラットフォームがあることが、弘前大学の強みだと思っていいと思いますね。

COI副拠点長 村下公一教授
村下教授

全学部対象の教養教育科目にも「健康革命を学ぶ」というのがありますから、ほとんどの学部の学生さんが関わっているといえるでしょうね。
それぞれにいろんな学びがありますが、ビッグデータができていくプロセスに実際に携われるというのが大きいと思いますね。健康のことを考えるということは、学生さん自身大きな学びがある訳で、連携している京都大学あたりからも毎年10人から20人くらいの医学部の学生さんが参加していますよ。

地方だからこそ、パッションを存分に発揮できることもある

― 最後の質問です。地方と中央の格差が広がっているように感じる昨今、在学生や受験生にとって、地方の大学を選択することの意義を考えてしまう局面があると思います。そんな中、弘前大学COIには「イノベーションとパッションで、健康の未来を変える」というキャッチフレーズがあります。もしかしたら、地方だからこそ「パッション」を持ってやれることがあるのかなと思いますし、その視点で見ると弘前大学は「パッション」を発揮するにはとてもいい環境なのかも、とも思います。その点はお二人から見て、いかがですか?

COI拠点長 中路重之教授
中路教授

人間の幸せというのは、他者との関わりから生まれると私は考えています。私なんか人から優しくされるとそれだけで最高に幸せです。だけれども、他者との関わりの中で生きていこうというのが最近少し薄れてきてる気がします。

私は長崎が出身ですが、母校に育てられ、青森に育てられてきた訳です。その青森で、若くしてたくさんの人が亡くなっている短命県という状況がある。それは何とかしたいと当然思う訳ですよ。郷土愛、母校愛、人間愛、いろいろありますけど、「何とかしたい」という出発点がない限り、イノベーションも何もないんじゃないですかね。
そんな「パッションを出発点にできる場所」こそが大学なんだと思います。むしろそういった場所であってほしいといつも思っています。まあ、世の中から見るとある意味、少し甘やかされてる面もあるかもしれません。私なんかいろんなところに行くと「大学の先生って夢みたいなことばっかりしゃべってるなー」なんて思われてる節があるんですよ(笑)。でもそれは、大学の人間だから、なんぼか許されるというか(笑)。そんな、大学という恵まれた環境を、学生の皆さんには自分のパッションを活かす場として捉えてほしいですね。
そして一方では最初に言ったように、結果には必ず届かなくちゃいけないという確固たる気持ちを持つ。これもパッションそのものですよね。

COI副拠点長 村下公一教授
村下教授

私も東京とかいろんなところで講演するんですけど、結構、学生さんも聞きに来るんですよ。やっぱり地方大で、こういう最先端の研究をやってるのをすごいと思うらしくて。繰り返しになりますけど、地域の皆さんといい距離感を持てる大学だからこそ、世界に類を見ないビッグデータを集めた最先端の研究ができるわけで、弘前だからこそできる強みなんですね。いまは40以上の世界に名だたる企業さんたちが、東京ではなくてここ弘前に、わざわざ集まってきている。そういうことができる訳ですから、地方だからすごい研究ができないんじゃないかと思う必要はなくて、むしろ逆に地方だからこそできることがあるということもあるというのは、よく理解してほしいし、学生の皆さんには自信を持っていろんなことにチャレンジしていただきたいと思います。

COI拠点長 中路重之教授、COI副拠点長 村下公一教授

Question今からでもザックリわかる!まだよく知らない人のための
『弘前大学COI』シンプル解説コーナー!

― まず、COIって何?

シーオーアイと読んで下さい。Center Of Innovationの略称です。日本がこれからの国際競争に打ち勝つことを目的として、文部科学省が平成25(2013)年度に「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」をスタートさせました。その中で、革新的イノベーションを集中的に支援することになり、平成17(2005)年から「岩木健康増進プロジェクト」を進めていた弘前大学が、みごと全国12拠点のひとつとして採択されたのです(現在は18拠点に増加)。

― COI拠点になると、どうなるの?

COIには大きくいって、1)バックキャスト型研究開発、2)アンダーワンルーフ、3)大規模支援、の3つの特徴があります。1)は10年後の社会のあるべき姿から逆算して、取り組むべき研究を設定するやり方。2)は一つ屋根の下、大学や企業が一体となって研究に取り組むこと。3)は最長9年、集中的に大型研究予算(数億円規模)がつくということ。つまり、予算もつくけど、10年で成果を上げるよう、みんなでがむしゃらにがんばる必要があるんですね。

― 「岩木健康増進プロジェクト」って何?

短命県返上を目指して健康についての様々な解析を行うため、弘前市の岩木地区(旧岩木町)の住民に対して、普通じゃありえないくらいのたくさんの項目の健康診断を行うというプロジェクトです。対象住民は約1,000人、検査項目は2,000におよび、平成17(2005)年から毎年1回継続的に行われ、すでに14年!実はこのようなビッグデータの蓄積と解析は世界にも類を見ないもの。つまり、世界が注目しているプロジェクトなんですよ!

「岩木健康増進プロジェクト」住民健康診断の様子
「岩木健康増進プロジェクト」住民健康診断の様子

― 弘前大学COIになってからは何をしているの?

COIとなってからは、「岩木健康増進プロジェクト」によるビッグデータをオープンにすることで、様々なパートナーと共同研究を進めています。アンダーワンルーフの合い言葉のもと、ヘルスケア分野を中心に花王、ライオン、サントリーはじめ名だたる有力企業が次々と参入し、現在は40を越える企業が名を連ね、弘前に足を運んでいます。また、国内の他大学とも連携を深め、お互いのもつデータを共有することで、さらなる深度のある研究を進めています。世界初の研究も生まれてるとか!

― 他のCOIとはどこが違うの?

一概に比較はできませんが、ここでは短命県返上という大きな目標があります。だからビッグデータから新たな研究成果を導くことも大切ですが、地域の皆さんの意識と知識を高めて、実際に健康になってもらうことを目指しています。そのために例えば、地域の人に健康の知識を伝えたり体操を教えたりするような、健康づくりを実践できる人材を育成したりもしています。また、学校でも健康についての授業をしたりして、草の根的に健康づくりを広めています。

― 成果は出てきているの?

順位はまだ最下位ですが、平成29(2017)年の男性平均寿命の伸び率が全国3位を記録!またほとんどの市町村が健康都市宣言をするなど、短命県返上が県民運動として定着してきました。また、オープンイノベーションの考え方を押し進めて、COIに採択された拠点同士がさらに連携して、そこからまた新たな取り組みをしようという動きも弘前大学発の試みとして注目されています。COI拠点に対する2回の中間評価でも、全国唯一、最高ランクの「S+」評価を連続ゲット!

― ところで、COIって弘前大学のどこにあるの?

事務局は本町キャンパス医学部基礎棟にあり、平成30(2018)年には、活動拠点となる「健康未来イノベーションセンター」が医学部基礎棟の隣にできました。この中には、ビッグデータの解析をする「データ解析室」をはじめ、スーパーコンピュータ「IWAKI」、全国の企業や他大学の研究者が使える「オープンラボ」、様々な交流のための「イノベーションサロン」などがあります。新しいイノベーションにふさわしい、オープンマインドな建物となっています。

もっと知りたいあなたに!よくわかる参考リンク

弘前大学COIホームページ
弘前大学COI × りんご飴マン 特別企画「りんご飴マンが青森県が取り組む『寿命革命』について聞いてきた」
学園だより194号(2018年12月発行)p8~p13「健康未来イノベーションセンター」
ヒロマガ(2018年7月9日)健康づくりの拠点「健康未来イノベーションセンター」オープン!

Profile

弘前大学大学院医学研究科社会医学講座特任教授
COI拠点長
中路重之(なかじ しげゆき)

弘前大学医学部卒。2004年9月弘前大学大学院医学研究科社会医学講座教授に就任し、2017年4月には同講座の特任教授となる。専門は癌の疫学、地域保健、公衆栄養、産業保健、スポーツ医学。

COI研究推進機構 教授
COI副拠点長(戦略統括)
村下公一(むらした こういち)

専門は地域産業(イノベーション)政策、社会医学、地域医療学。地域活性化(地域ブランド)、新ビジネス創出、健康経営・健康増進関連などのアドバイスも行う。

Profile


COI拠点長 中路重之特任教授 × COI副拠点長 村下公一教授


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