学生たちの活躍をお伝えしている『ひろだいLIFE』。
今回はサークル・部活紹介第6弾!
弘前大学には100以上の部活・サークル・団体があり、それぞれ個性豊かな活動をしています。

今回ご紹介する部活は、トレーニングを愛し、そしてトレーニングに愛された人たちで構成された
「弘前大学バーベルクラブ」です。
創設してまだ間もなく、謎のベールに包まれたバーベルクラブを学生広報スタッフ「企画班」が取材しました。

「大学に入って体を鍛えたい」「大学でなにか新しい団体を作りたい」という方は参考にしてみてください。

肉体と精神を鍛える
弘前大学バーベルクラブ

概要・活動内容
弘前大学バーベルクラブ
2022(令和4)年創設。
部員14名(2023(令和5)年4月現在)。
弘前大学の第一体育館のトレーニング室でボディビルとパワーリフティングのためのトレーニングなどの活動をしています。
また、学生寮(北鷹寮)にあるトレーニング室(通称:娯楽室)も使用し、日々体を鍛えています!

活動頻度
・週2~3日
SNS・Webサイト
弘前大学バーベルクラブ
バーベルクラブを創設した神林 祐輔さん(左:農学生命科学部4年)と部員の日野 貴章さん(右:農学生命科学部4年)

みんなに言いたい!ウチの自慢!

大学の設備を利用して、和気あいあいと部員たちで楽しくトレーニングしています。
また、兼部をしている部員もおり、補助のトレーニングをすることも可能です。

― 弘前大学バーベルクラブの創設のきっかけ、入部きっかけについて教えてください。

神林さん
神林さん

一人でトレーニングするより、みんなでトレーニングできるような環境があったらいいなと思っていました。当時はコロナ禍で大学の設備もあまり使われていなかったので、有効活用したいという思いもあって。また個人的に「学生連盟の大会に出場したい」と考えており、弘前大学バーベルクラブの創設に踏み切りました。

日野さん
日野さん

元々は1で人で黙々とでトレーニングをしていましたが、2年生の時に創設した神林さんに声をかけられたのがきっかけで入部しました。大学の設備を使えるというところにも魅力を感じましたね。

― 普段どんな活動をしていますか?

神林さん:基本は重量を上げることを目的としたパワーリフティングと、筋肉を良く見せることを目的としたボディビルのトレーニングをしています。また、青森県のパワーリフティング選手権の大会のお手伝いなどに行くこともあり、学外での活動もしています。

― トレーニングをするようになったきっかけを教えてください。

神林さん:高校時代は帰宅部で病気がちだったこともあり、「身体を強くしたい」という思いから懸垂を始めました。大学に入ってから学生寮(北鷹寮)の先輩にトレーニングを教えてもらって、本格的にするようになりました。

日野さん:高校時代は野球部に所属していて、部活ではトレーニングをやっていました。ただ、大学受験期に入ってからめちゃくちゃ体重が増えてしまって「これはやばい」と思い始めました。それからはトレーニングで重量が伸びるのがどんどん楽しくなっていって。ボディビルの動画を見て「かっこいい!」と思ったこともきっかけになっています。

弘前大学バーベルクラブのみなさん

― サークル活動を通して感じたことは?

神林さん:自分より強い人たちから、いろんなテクニックを聞いたり、和気あいあいとトレーニングしたりできて、楽しく活動できるようになったと感じています。

日野さん:自分より年下の子が自分より重い重量を上げているのを見ると、すごい刺激をもらえて。「負けてらんねえ」って思うんです。一人でやっていたら湧いてこない感情ですよね。ライバルを身近で感じられる、というのは大きいです。

― コーチである葛西孝志さんは、なんとパワーリフティングの日本チャンピオン!どういう経緯で指導を受けることになったのでしょうか?

神林さん:顧問の中村(剛之)先生のお誘いで青森県のパワーリフティング大会のお手伝いに行った際に知り合って、「いつかコーチとして来ていただけませんか」とお願いしたんです。
大会の次の日に岩木山の麓にある葛西さんのジムまで自転車で行って、個人的にトレーニングを教えていただいたのですが、「これはすごいぞ!」と自分でも実感して。「ぜひ部員にも指導してほしい」と改めて感じました。葛西さんも前向きに検討してくださって、無事コーチへの就任が決まりました。

日野さん:インターネットでプロの人の動画を見ることは簡単にできるんですけど、どうしても「生の知識」ではないので、葛西さんから直接指導を受けられることはなによりの財産だと感じています。

トレーニング1
トレーニング2

葛西さんのパーソナルトレーニングの様子。
文京町キャンパス第一体育館のトレーニング室にて

― 現在は男子部員のみで構成されているようですが、女子も入れますか?

神林さん:男子のイメージが強いかもしれないですが、女子部員も入れたいと思っています。大会でも女子の部門が増えつつあるので、健康的になりたい女性におすすめです。

― 今後の目標を教えてください。

神林さん:部としての目標は、ボディビルとパワーリフティングの学生連盟の大会に選手を1人出場させることです。そのためにも大会に興味のある人や初心者に向けてアピールできたらいいなと考えています。『弘前大学といえばバーベルクラブ』と言われるようになったら嬉しいですね。

日野さん:やはりトレーニングを継続させることです。自分は「継続」を一番大切にしていて、トレーニング以外のことにも言えますが、たった一回ベストなトレーニングをするのではなく、どんな時でも「継続」することで自分の理想に近づけられればと思っています。

神林さんから高校生のみなさんへメッセージ

神林さん

高校生のみなさんには何事も「不退転」の気持ちで挑んでほしいと思っています。「不退転」とは「屈しない。固く信じて変えない」という意味です。この気持ちを大事にしていれば、どんな困難も挑めるはずです。そして、もしみなさんが弘前大学に入学したら、ぜひバーベルクラブで心身を鍛えてくれればいいなと思っています。

日野さんから高校生のみなさんへメッセージ

日野さん

高校生のみなさんには「やってみよう」という感覚を持ってほしいと思います。意外と楽しいと思うこともあると思うので、楽しいと感じたら継続してみましょう。皆さんに教えられる知識は十分にあるので、興味を持った方はぜひバーベルクラブに見学に来てもらえると嬉しいです。

弘前大学バーベルクラブ
神林さん、日野さんと、今回取材を担当した学生広報スタッフ企画班の田村眞子さん(左)、金江遼さん(右)

 

お二人のトレーニングに対する熱意がとても感じられたのではないでしょうか!?運動が好きな人、筋トレを続けたいと思ってる人はぜひ気軽に見学に来てください!