第24回弘前大学総合文化祭(弘大祭)が、2025(令和7)年10月17日(金)~19日(日)に開催されます。
今回は、総合文化祭の基本情報をご紹介するほか、込められた想いや見どころ、当日に向けての意気込みを、弘前大学学祭本部実行委員会のみなさんに学生広報スタッフがインタビューしました。
総合文化祭をより楽しむためのヒントが見つかるかも?ぜひご覧ください。

Part 1総合文化祭ってどんなイベント?

弘前大学総合文化祭は、学祭本部実行委員会の学生たちが中心となって開催する、毎年秋の一大イベント!
各部活・サークルの展示や、模擬店、迫力あるステージイベントだけでなく、学部・学科、自治体等の展示や発表などもあり、大学と地域のみなさまをつなぐ機会になっています。
まずは、弘前大学総合文化祭の主なイベントについて簡単にご紹介します(写真は昨年の様子です)。

第24回弘前大学総合文化祭

第24回弘前大学総合文化祭

テーマ:想咲(そうさく)

第24回総合文化祭のテーマである「想咲」は、「弘大祭は関わる人全員で作り上げるものであり、それが一人一人の記憶に残る想い出として咲き誇るものになってほしい」「様々な出店、企画を創作する過程で、各々の力が活かされ、個性や発想が花ひらく時間にしてほしい」という願いが込められています。

■ 日時:10月17日(金)午後 ~ 10月19日(日)
■ 会場:弘前大学文京町キャンパス(青森県弘前市文京町1)
■ 関連リンク:
弘前大学学祭本部実行委員会特設サイト
弘前大学HP

①屋内出展・展示

各部活・サークルが、これまでの活動で制作した作品の展示や、来場者参加型のイベントなどを出展。
「このサークル、こんな活動をしてたんだ!」といった、新しい発見があるかもしれません。

屋内出展・展示1
屋内出展・展示2

②屋外模擬店

大学敷地内に模擬店がずらりと並び、各部活・サークルが飲食店などを出店します。
食べ歩きも可能ですが、飲食スペースとして文京食堂「Horest(ホレスト)」もご利用いただけます。

屋外模擬店1
屋外模擬店2

③イベント

芸能人が登場するステージライブや、大抽選会、弘大No.1の歌唱力を競うカラオケ大会などが開催されます。
各部活・サークルの、迫力ある音楽ステージやダンスも見逃せません……!

イベント1
イベント2

④学部祭・学術文化祭

各学部・学科や研究室での生産物・制作物の販売や、公開講座、取り組みの展示などを通じて、弘前大学の教育・研究活動をご紹介します!

学部祭・学術文化祭1
学部祭・学術文化祭2

詳しい出展内容は、弘前大学学祭本部実行委員会特設サイトからぜひご覧ください。

Part 2学祭本部実行委員会にインタビュー!

出店や展示、パフォーマンスなど各団体の準備が大詰めを迎える中、学祭全体を取り仕切る弘前大学学祭本部実行委員会のみなさんに、学生広報スタッフの有井さん、深田さんがインタビューしました!

三浦 孝介さん

三浦(みうら) 孝介(こうすけ) さん

担当:学祭本部実行委員長
学年:農学生命科学部生物学科 2年
出身地:秋田県秋田市

三浦 侑也さん

三浦(みうら) 侑也(ゆうや) さん

担当:企画局
学年:理工学部自然エネルギー学科 2年
出身地:宮城県仙台市

岡本 鈴さん

岡本(おかもと) (りん) さん

担当:企画局
学年:理工学部機械科学科 2年
出身地:北海道札幌市

西山 美菜さん

西山(にしやま) 美菜(みな) さん

担当:総務局
学年:人文社会科学部社会経営課程 2年
出身地:岩手県花巻市

学祭本部実行委員会とは?

大学公認の学生団体のひとつ。学部1、2年生の本部と3年生以上の協力員によって構成されています。
本部のメンバーは55人で、企画局、総務局、情報宣伝局の各局が、業務を分担しながら総合文化祭の成功に向けて活動しています。

学祭本部実行委員会役割図

— 今回の弘大祭のテーマ「想咲(そうさく)」はどのような経緯で決定したのでしょうか。

三浦 孝介さん
三浦 孝介
(以下、三浦(孝))

5月下旬に学内公募で募ったテーマ案と実行委員内で出た案の中から選出しました。
「想咲」に込められた「大学祭はみんなの力を合わせて作り上げるもの。その時間が一人ひとりの心に残る大切な想い出として花咲きますように」「多彩な出店や企画を作り上げる過程でそれぞれの力が生かされ個性や発想が花開く時間になりますように」という思いが、まさに私たちが目指している弘大祭のイメージに合っていたので、このテーマに決まりました。

— 昨年からパワーアップした部分を教えてください!

三浦 孝介さん
三浦(孝)

情報宣伝局が運営する「クイズラリー」です。昨年から始まった企画なのですが、今年はさらに盛り上がるんじゃないかなと思います。実行委員の人数が増えたこともあって、弘大祭全体がパワーアップしてます。

三浦 侑也さん
三浦 侑也
(以下、三浦(侑))

昨年、各ステージ企画の時間が余ってしまったことを反省して、一つひとつのステージ企画の時間を短くして密度を上げました。その分、企画数も増えたので、ぜひ全部見てほしいです。

岡本 鈴さん
岡本 鈴
(以下、岡本)

ゲストの方の招待です。例年、芸能人の方を1組ご招待するのですが、今年はそれに加えて弘前市の事業に応募し、さらにもう1組お越しくださることになりました。やはり、そこは来場者のみなさんが盛り上がるところではないかと思います。

西山 美菜さん
西山 美菜
(以下、西山)

今年は出店団体が増え、特に屋外出店がかなり増えています。平川市さんや大鰐町さんのように学外の団体にも協力していただいています。ぜひフードにも注目していただきたいです!

— おすすめの企画や見どころを教えてください。

三浦 孝介さん
三浦(孝)

僕のおすすめは、侑也くんが担当した「人生壁だらけ!障害物だけ競争」(17日実施)です。リハーサルの時点ですでに盛り上がっていて、僕も参加したのですが、自分でやっていても楽しかったので、当日の参加者の方々にも楽しんでいただけると思います。

三浦 侑也さん
三浦(侑)

そう言ってもらえてうれしいです(笑)。
僕のおすすめは、僕がもう一つ担当しているステージ企画の「シン・カラオケ王2025」(予選17日、決勝18日実施)です。昨年自分が観たステージ企画の中で一番印象に残っていて、上手な方の歌を聞いたときに、魂が揺さぶられた感覚が今でも忘れられません。

岡本 鈴さん
岡本

私はやっぱりステージ企画の「お笑いスペシャルライブin HIRODAI」(19日実施)を推したいです。芸能人の方が会場を盛り上げてくださるのはもちろんなのですが、芸能人の方とのじゃんけんで、来場者の中から5名様にサイン入り色紙をプレゼントする企画があります。皆さんにチャンスがあるので、ぜひ参加してほしいです!

西山 美菜さん
西山

私は学祭本部実行委員会が出店する「牛貴族」が楽しみです。実行委員の3年生、4年生のメンバーが中心となって運営していて、いつも楽しそうに話し合いをしてる様子を見てます。鳥の方にも負けないと思います(笑)。
ここ数年、学祭当日は雨になりがちだったので、今年こそ晴れてほしいです……!

— 当日に向けた意気込みをお願いします。

三浦 孝介さん
三浦(孝)

僕たち2年生は運営として携わることができる最後の機会となります。1年前から準備を進めてきて、サークル棟がつぶれてしまったりなど苦しいこともありましたが、それでも頑張ってみんなが作り上げたものなので、僕も委員長として最後まで頑張ります。
昨年は来場者数が過去最高の1万3,800人だったので、今年は3万人(!)を目標にしています。
昨年の弘大祭を超えるために、いろんな面がパワーアップしているので、ぜひ足を運んでいただけたら嬉しいです!

三浦 侑也さん
三浦(侑)

私たちの1年間の結晶をその体で体験して味わっていただけたらなと思います。ぜひ来てください。当日はバリバリ働きます!

岡本 鈴さん
岡本

弘大祭では屋内出展も屋外出店もたくさんあるので、ぜひ隅々まで見て、楽しんでいただきたいです。
怪我や体調不良などもないようにして、学祭実行委員のみんなで最後まで楽しくやりきりたいです。

西山 美菜さん
西山

夏休み前から私たち実行委員も参加団体の方々もずっと準備を続けてきたので、どの出展も楽しんでもらいたいです。
めちゃめちゃ頑張って活動してきたので、みんなと楽しい時間を過ごしたいです!

学祭本部実行委員会のみなさん
チームワーク抜群の学祭本部実行委員会のみなさん。当日も楽しみです!

学祭こぼれ話:活動の中で楽しいこと、大変なこと、感じたこと

三浦 孝介さん
三浦(孝)

委員長としての仕事が一番大変です。個人や局の間で立場が違うぶん、意見が食い違うときもあって、なかなかまとまらないこともありました。いろんな質問も飛んできて、いつも頭がパンクしそうになっています(笑)。今まで委員長をされてきた先輩方のすごさを実感しています。

三浦 侑也さん
三浦(侑)

会議でいろんな意見が出てくる中で、それぞれの意見を理解して、企画の中に組み込んでいくのは大変でしたが、みんなと一緒に活動できることは幸せだなと感じています。

岡本 鈴さん
岡本

企画局は、13個あるステージ企画を5人の2年生でそれぞれ分担して進めています。細かい動線の確認をしたり、委員会内への説明をしたりするのはもちろん、参加者への注意事項の周知もしなければならないので大変ですが、後輩に頼ってもらえたりお礼を言ってもらえたりすることや、2年生の仲が深まったことがうれしかったです。

西山 美菜さん
西山

資料を作るのが大変でした。中身をまず自分たちで理解しなければいけないし、質問が来たら答えないといけないので…。メールの対応も多いです。
大変でしたが、私もみんなでご飯に行くのが楽しみでした。後輩とのご飯会も企画したんです!

取材を終えて

有井さん
学生広報スタッフ
有井さん

取材中の実行委員の方々の仲の良さが印象的でした。大変な状況も共に乗り越えられたからこそのお姿だと思うので、今年の学祭本部の方々だからこそのオリジナリティーあふれる弘大祭当日が楽しみになりました!

深田さん
学生広報スタッフ
深田さん

実行委員の皆さんが、忙しかったり大変だったりしたエピソードを語りながらも、終始楽しそうにしていらっしゃったのがとても印象的でした。学祭へお越しになった際には、ぜひ裏方のスタッフにも注目してみてください。彼らを中心にたくさんの人が関わって作られる弘大祭が、学生にも地域の方にも愛されるものになるといいなと思います!