弘前大学には5学部8大学院研究科の多種多様な研究室があります。
これまで「研究室探訪」シリーズでは、個性豊かな研究室をご紹介してきました。

2026年3月に公開した教育学部と農学生命科学部の動画は、実は…弘大生が制作を担当!!
本特集では、学生たちの挑戦の様子をご紹介します。

動画って、どうやって作るの?

今回の動画制作は、「企画」「撮影」「編集」の3つの枠組みを意識して制作にあたりました。

まずは「企画」です。
この「企画」という単語には多岐に渡る作業が含まれています。研究室について「情報収集」し、どの部分をピックアップするのか「考案」し、どのような流れにするのか「構成」し、どのように見せると効果的なのか「演出」し、撮影はどのような順番で行うか「撮影計画」を立て、「絵コンテ」や「台本」も作りこみます。「企画」はその後の制作を左右する大切な作業です。

次に「撮影」です。
「撮影」の中には実際の撮影のほか、撮影機材の搬入搬出から、撮影順番の段取り、出演者への説明、カメラの位置や音声の確認、撮影場所の移動などが含まれています。まさしく「現場仕事」です。

最後に「編集」です。
複数台のカメラで撮影した映像を選別し、動画を組み合わせ、わかりやすさを向上させるためにテロップやイメージ画像を入れたり、ナレーションや効果音を付けたり、きめ細やかで根気のいる作業です。一番時間を要するのが「編集」かもしれません。

動画制作の流れ

「動画制作が好き」な3人の学生

これらの一連の作業を担当してくれたのが、理工学部の丸尾京平さん、人文社会科学部の今本優花さん、農学生命科学部の佐々木紀晃さんの3人です。実は、この3名が所属している弘前大学生協学生委員会情報宣伝局動画班が制作したオープンキャンパスの「学長メッセージ動画」にはファンが多く、広報室も撮影現場にお邪魔したり、2024年8月にはHIROMAGAのオープンキャンパスの特集に登場いただいたことも!

そんな縁もあり、2025年9月下旬、「研究室探訪」の企画内容に3人からご賛同いただき、「動画制作が好き」な学生と広報室での制作が決定!ここから3人の挑戦がはじまりました。

完成までの道のり

2025年10月。
企画内容について、丸尾さん、今本さん、佐々木さんと広報室は意見交換や確認を重ねていきました。打合せにはTeamsをフル活用し、企画検討を進めていきました。
そんなある日、農学生命科学部の田中先生から、「11月上旬に撮影できるようであれば、メロンの調査の様子が撮影できると思いますよ」という吉報が!この情報提供をきっかけに、企画検討は急ピッチで進みました。

2025年11月上旬。
対面での打合せです。これまでTeamsでやり取りしていた内容を踏まえた動画2本の企画書、絵コンテ、台本について、丸尾さんたちから説明のあと、意見交換し、撮影計画も固まりました。3人からの企画書や絵コンテ、台本は本格的なものでした。

企画を説明する丸尾さん
企画を説明する丸尾さん

そして、農学生命科学部撮影日。ここからは「企画」と「撮影」が並行で進行します。
農学生命科学部の植物遺伝育種学研究室の田中准教授はじめ、研究室のみなさんのご協力のもと、メロンの果実形質を測定する実験の様子とインタビューを撮影することができました。

HIROMAGA記事はこちら(研究室探訪vol.23農学生命科学部植物遺伝育種学研究室(田中克典准教授))
動画本編はこちら(YouTube)

出演者にセリフを説明
出演者にセリフを説明
講義室に移動してインタビュー
講義室に移動してインタビュー

2025年11月下旬。
教育学部の島田先生との打合せを行いました。化学研究室での「光」を使った研究内容を伺ったり、実際に出前授業等で先生が行っている実験を体験しながら情報を収集。島田先生からもたくさんご提案をいただきました。

島田先生との打合せ
島田先生との打合せ
不思議な眼鏡をかけての実験
不思議な眼鏡をかけての実験

2025年12月中旬。
教育学部の化学研究室の島田准教授はじめ、研究室のみなさんのご協力のもと、専門的な測定機器や薬品を使った実験から、児童・生徒にも分かりやすい実験の様子、インタビューを撮影することができました。

HIROMAGA記事はこちら(研究室探訪vol.24教育学部化学研究室(島田透准教授))
動画本編はこちら(YouTube)

研究室の前で撮影
研究室の前で撮影
実験室でも撮影
実験室でも撮影

最後は「編集」です。
はじめにもご紹介しましたが、「編集」は複数台のカメラで撮影した映像を組み合わせ、わかりやすさを向上させるためにテロップやイメージ画像を入れたり、ナレーションや効果音を付けたりと、きめ細やかで根気のいる作業です。
このほか、オリジナルのロゴやオープニングアニメーションも制作してくれました!

ロゴは学部カラーで作成
ロゴは学部カラーで作成(左:教育学部、右:農学生命科学部)

2026年2月下旬。
広報室の厳しいチェックをクリアし、出演者たちへ確認を経てついに動画が完成。5ヶ月間という長い期間、お疲れさまでした!!

2026年3月上旬。
公開直前、完成した動画を福田学長と若林理事にお披露目上映しました。
学長と理事からは「完成度が高い!」「学生さんが撮影しているということもあって、出演者から自然な笑顔を引き出せている」「お世辞抜きに、素晴らしい!」とのコメントを頂きました。

完成披露試写会の様子
完成披露試写会の様子
学長と一緒に記念撮影
学長と一緒に記念撮影

今回の動画制作を終えて

動画制作プロジェクトを終えた3人からのコメントです。

丸尾さん
丸尾さん

今回の動画制作は、私どもの日頃の活動をきっかけにつながったご縁であり、日頃から物事に全力で取り組むことの大切さを、改めて実感いたしました。
一連の活動を通じて、チームで動画制作を行うことの強みと難しさを知ることができました。この経験を今後に生かし、これからも社会の役に立てるよう、精進してまいります。

今本さん
今本さん

私達が所属している学生組織の日頃の活動の縁からお声がけしていただき、このような機会に恵まれることになりました。常の活動に全力で臨むことの大切さを実感しております。
撮影に協力していただいたすべての方に感謝を申し上げるとともに、このプロジェクトで得た経験をこれからの活動に活かし、これからの活動がより良いものとなるよう精進いたします。

佐々木さん
佐々木さん

企画案の検討から撮影、動画編集に至るまで、私ども3名で試行錯誤を重ねながら取り組み、広報室ならびに学生広報スタッフの皆様、そして各研究室の皆様のご協力のもと、本動画を完成させることができました。
撮影当日は、急遽変更となる点もございましたが、皆様のご尽力により臨機応変に対応することができ、無事に撮影を終えることができました。
今後も真摯に制作活動に取り組んでまいります。

 

授業やアルバイト、総合文化祭の準備等、特に慌ただしい時期だったにもかかわらず、動画制作に挑戦してくれた丸尾さん、今本さん、佐々木さん。
打合せや撮影時に垣間見えた3人のチームワークの良さとコミュニケーション能力の高さ、意見を交わして切磋琢磨した時間が一つひとつのカットに刻まれて、素敵な動画が完成しました。

3人が制作した動画をぜひご覧ください

HIROMAGA記事はこちら(研究室探訪vol.24教育学部化学研究室(島田透准教授))
教育学部の完成動画はこちら(YouTubeへ)

HIROMAGA記事はこちら(研究室探訪vol.23農学生命科学部植物遺伝育種学研究室(田中克典准教授))
農学生命科学部の完成動画はこちら(YouTubeへ)

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