津軽藩の城下町として発展した場所で、四季折々の美しい景色や楽しめるイベントがあります。
様々なイベントやお祭りが、日常の学生生活に溶け込む季節。暮らしてみてわかる弘前の夏の風景。
今回は、弘前の夏の魅力をご紹介します。
弘前大学イメージムービー「学ぶ街は、暮らす街でもある。」
津軽の夏「弘前ねぷたまつり」
弘前の夏の風物詩といえば、毎年8月1日から7日まで開催される「弘前ねぷたまつり」。
弘前大学でも、昭和39年に初めて弘前ねぷたまつりに参加して以来、2019年まで連続56年の出陣をするなど、地域のお祭りを一緒に盛り上げてきました。ねぷた運行には、弘前大学の教職員をはじめ、学生や留学生も参加しています。
また、弘前ねぷたまつりの運行情報がリアルタイムでわかる位置情報サービスの研究にも長年携わっています。

弘前大学ねぷたの準備・出陣の様子






弘前の夏空に開催の花火が鳴り響く 弘前の宵宮
初夏から秋まで(5月から10月初旬)開催される「宵宮祭」も、弘前の夏の風物詩のひとつです。
宵宮祭とは、土地やそこに暮らす人々をお守りしている神様を祀る寺社の大祭の前夜祭のこと。
津軽地域では宵宮を「ヨミヤ」と呼び、弘前市近郊だけでも70以上もの宵宮が開かれています。
特に6月から7月は宵宮の集中期で、毎日のように開かれ、宵宮の開催を知らせる打ち上げ花火の音が聞こえるのも、この時期ならでは。
神社の参道に露店が並び、学校帰りの学生たちや家族連れなどが訪れ、金魚すくいやたこ焼きなどを楽しむ地元のひとたちで大いに賑わうお祭りです。



弘前名物カランカランアイス
弘前の夏を代表する食べ物のひとつが、「カランカランアイス」。
その呼び名は屋台を押して流し売りする際に鳴らす鐘の音に由来します。
先に紹介したねぷたまつりや宵宮などのイベント時や、道の駅や路上など屋台という特長を生かし市内の至る所で販売されています。
盛り方も売り子さんによって異なるのも楽しみのひとつ。
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糖度18度以上のとうもろこし 嶽きみ(だけきみ)
もうひとつ、弘前の夏を代表する食べ物が「嶽きみ(だけきみ)」。
岩木山山麓の嶽高原でのみ生産される「とうもろこし」のことで、深い甘みが特徴。採れたての糖度は18度以上とも!
8月下旬から9月上旬の旬の時期には、弘前市嶽地区において嶽きみロードと呼ばれる直売所が立ち並び、多くの人が嶽きみを買い求め訪れています。
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