研究室探訪vol.4 人文社会科学部現代企業論研究室（黄孝春教授）ひろだいLIFE

弘前大学には５学部８研究科の多種多様な研究室があります。

「研究室探訪」シリーズでは、個性豊かな研究室をご紹介！

どんな先生がいて、どんな研究・教育が行われているのか、
先生と研究室に所属する弘大生に教えてもらいましょう！

第5回は、人文社会科学部社会経営課程　現代企業論研究室です。

人文社会科学部社会経営課程　現代企業論研究室（黄孝春教授）

農業の活性化には技術と経営の両輪が必要です。私のゼミでは身近な農産物の生産・販売・輸出とブランド化を検討することによって経済と経営に関する基礎知識を身につけ、筋道を立てて物事を考える力、また内向きではなく、外向きに思考、行動する力のある人材の養成を目指しています。
ゼミナールとビジネス戦略実習という２つの科目を連動させながら、地域が直面する諸課題について理論と実践の両面から挑戦しています。
卒業生の多くは北海道や北東北の地方自治体や民間企業に就職し、活躍しています。

研究室選びのポイント！

私は学びたい分野と教授の人柄で選びました。
とはいえ、学びたい分野は変わることもあれば、学んでいる最中にさらに他の分野を学びたいと思うこともあります。ですので、このゼミを選んでよかったと思えるのは、教授の人柄による部分が大きかったなぁ～と思います！！
そんな私たちのゼミは農業の分野から経営を学べるところです。日本の食や農業経営、もちろん青森ならではのりんごにまつわることも学ぶことができます。
これから所属するゼミナールを選ぶみなさんは、ぜひどんな環境で学びたいかを考えてみてください。もし学びたいことが何かわからなかったとしても、柔軟に選んで飛び込んでみてください。ちなみに私のおすすめは黄ゼミです！！

こんな楽しみもある、研究室生活

実習の一環で、世界で初めて無農薬のりんご栽培に成功した木村秋則さんの園地を訪問しました。普段スーパーなどでよく見かけるりんごですが、木になっている様子を間近で見る機会は少ないので貴重な経験でした。座学だけでなく、実際に現地に赴いて調査を出来ることがゼミや実習の特徴であり、楽しみの一つだと思います。
ゼミのメンバーとは、大学の授業や課題のことだけでなく、就職活動やアルバイトなどについても情報交換することが出来ます。多様な人間関係を構築するきっかけになり、進路の選択肢の幅を広げることにも繋がると思います。